2002/01/28

どうせそれは他人の言葉

#ナマコ酢(これは今食べたいもので、以下とは無関係です)

 2002年の1月はもうすぐ終わり。個人的なことでは、特になにもなし。なんとなく空虚、カス、スカ、はずれ。

 そうか、スカはカスの業界用語なのだな。なんの業界? そりゃクジ促進下請業界に決まってるじゃないですか。略称「クソシタカイ?」。そんな質問されても困ります。ってそんな業界はありませんので、検索エンジンをフル回転させないように。以上独り言。

 しかし、あいかわらず「改革とスピード」やら「選択と集中」やら意味のないスローガンが稚拙に流布されてますな。成功者に追随するという極めてモノマネ世界一を目指したいどうでもいい抽象言語。成功者が偶然成功者になって、その偶然さの不思議を抽象的な言葉に乗せて遡行すれば「そりゃそうだろ」ってことになるね。結果を逆トレースしてるんだから、そうなるに決まってる。でも、それをみんながみんな一斉に順トレースしたら、成功しないに決まってるじゃないですか。アホですな。

 成功の抽象的な概念には「基準になる指標が他者とくらべて大きい」ということが軸になっております。よいですか? みなさまご理解しておられるのですか? だから、他人のスローガンを「よっしゃ! 今、時代はこれやで!」なんてやってもあかんのですよ。まだ天の邪鬼の方が利がありますな。

 じゃ、どうすりゃいいの? 知るもんですか。

 たぶん、自分の内面性を万人の共通レヴェルまで掘り下げて、他人が気づく前に上手に表現できたら成功できるのでしょうな。これはどんな分野においても共通の歴史的事実でありましょう。

 あけましておめでとう。