2002/06/01

靴と頭痛の関係は?

#とんかつ茶漬け(これは今食べたいもので、以下とは無関係です)

 最近買った靴が合わなくて、1万歩ほど歩いただけで、ふくらはぎが痛くなる。どうも不快。しかし、1万歩の試し履きなんぞさせてくれる靴屋なんてないしな。ギャンブル性の高いこと、高いこと。下駄箱の肥やしになってる靴なんてのは、誰しも1・2足あるのでしょう。

 南大沢まで行って、帰りの電車で頭痛。帰宅後、益々それは増大していき、ちょっと困った状態。便秘なのか、台風でも近づいてるのか、冷房の効いた部屋をウロウロしたせいなのか。よくわからない。

 2時間ほど身を横たえながら苦闘。意を決して起きあがり、脳髄に響くようなジンジン系の鈍痛に耐えながら、腕をブンブン回したり、手ずから肩をモミモミしたら、10分ほどで退散。あっけない。

 この頭痛の犯人。合わない靴の容疑濃厚。今晩から下駄箱前で張り込み。現在容疑者に動きなし。当たり前。

2002/06/02

ダイヤモンド市場独占国との戦い

#肉じゃが(これは今食べたいもので、以下とは無関係です)

 さてさて、ベルギー戦ですな。

 こういう日は、試合時間帯のヒトの位置に大きな変化が見られるのですね。球場付近に集合するヒトはすごいことになってるに違いないのですが、全体からみると大したことない数。

 多くのヒトはテレビモニタのある場所に居るはずですね。早めに帰宅してビール片手のヒト、職場に籠城してコンビニ弁当食いながらのヒト、テレビの置いてあるお店の中や電気屋さんの前のヒト。

 つまり、私こと「天の邪鬼」な性格の人間にとっては、普段この時間に混み合ってる場所に行って「今日は空いてるなあ」とノビノビすることになります。

 とりあえず、試合開始時間にあわせて、新宿西口に向かいます。途中、アワ食って我が家に向かうオッサンとすれ違いながら、最寄り駅に。駅のホームも、普段と違った雰囲気がうっすら。

 西口のカメラ屋さんは、普段からくらべるとガラガラ。ただし、テレビチューナーつきのパソコンの前には、十重二十重の人だかり。一番後ろから覗くと17インチ液晶モニタには、サッカーやってんだかラグビーやってるんだか、よくわからない映像がチラチラ。

 デパート内部はカメラ屋さんよりさらに、ガラガラ。店員さんの方が多いかもしれない。スポーツ用品店で、この前の頭痛スニーカーを引退せしめるべく、新しいものを物色。店員の姉さんとゆっくりと会話してると、サービスよろしくラジオで試合を流してくれる。すぐ近くにテレビもあったのだが、おそらくこのモニタに試合の様子を映すと、ヒトが群がって収拾つかなくなるってことなのだろう。無音でアディダスのプロモビデオを流してる。

 スニーカーを購入して後、カリヨン橋の灰皿横のベンチに移動。用意していた携帯ラジオのイヤホンを装着して、タバコ吸いながら観戦(聴戦)。隣席に下の前歯が抜け落ちた、浅黒い顔のサンダルのオヤジ。同じようにラジオとタバコで、妙な連帯感。

 試合はすでに後半に突入。

 試合終了までに、どこから聞こえてくるのか、3回の大歓声と3回のどよめきが、西口ロータリーを経由して聞こえてきた。最後の1回の大歓声と1回のどよめきは、日本が点を入れたと思ったら、違ってたってやつ。つまり2−2の同点で終了。日本が点を入れるたびに、隣席のオヤジと顔を見合わせて、笑顔の交換。少しく嬉しい。

 さて、試合終了とともに、埼玉よりこちらに向かう凱旋気分とも悔恨気分ともつかない群衆と出くわしてはかなわんと、早々に立ち去る。

 高層ビル街を抜けて笹塚に向け徒歩移動。

 三井ビルと京王プラザの間でなにやらロケ中。見学のヒトも少なかったので、まだスタッフだけの準備中と思って、無視して通り抜けることにする。

 ふと簡易椅子に座ってる黒ずくめのヒトを見たら「草なぎ剛 」さんでした。俯いて台本熟読中。ノーガードの10cm横を通過。オレが頭おかしい人間だったらどうすんだろ? まあそれなりにビックリして、逆の方に目をやったら「西村雅彦 」さん発見。なんとなく得した気分。ところで何のロケ? しらないね。

 初台で小休止。パークハイアット地下のカフェに入ったら、客はひとりもなし。アイスココアで独占宣言して、笹塚より帰宅。

 これが、オレ的ワールドカップの楽しみ方。暗いな。

 ということで、ぜひ日本は決勝まで頑張っていただきたい。そしたら、決勝戦中に銭湯に行く! そして、心ゆくまで泳ぐね。フリチンで走り回って王様気分。想像するだけでワクワクする。

 だから、重ね重ね「ぜひぜひ」。

2002/06/23

プラナリア

#ビビンバ(これは今食べたいもので、以下とは無関係です)

 笹塚、伊勢丹のパン屋でマフィンとホットコーヒーを注文して小休止。梅雨寒の中、歩き回ってたので、少し暖かいものを口にしたかったのでね。

 ホットコーヒーがホット過ぎ。「沸騰してんじゃねぇか?」ってくらい。最近の紙コップはウレタン樹脂のフィルムかなんかでおおわれていて、手に温度が伝わりにくくなってるというもの。だから、ちょっと無神経に口の中に注ぎ込んで、ノドを火傷してしまいましたな。

 ノドは温点が少ないのかなんなのか、熱さを感じにくいでしょ。でも火傷はしますよ。粉っぽいマフィンを飲み込もうとすると、痛い痛い。残りのコーヒーも刺激物になってヒリヒリ級の違和感。もったいないけど、捨てた。

 しかし、大したもんで、それから8時間経った今、またコーヒーを口にしてるのですけど、なんともないのですね。

 唇からケツの穴までの、この食に関連する「筒」は、かなりの再生能力を持っているのだろうと推察。プラナリアなんてのは、この「筒」だけでできてるんじゃないか? って考えればなんとなく納得。