2003/03/01

中の上と大の間の雨

#ヨーグルト(これは今食べたいもので、以下とは無関係です)

 大雨と呼ぶには大げさかなあ、でも大雨と呼ぶしかなさそうな空模様。

 昨日の久々バット振りのおかげで、背筋筋肉痛の身体。加えてこの空模様。必然的、室内ゴロゴロ、ウロウロ生活。寝過ぎて、頭にかさがかかって、やる気なしのダメダメ人間。

 おんもに出たいよ。雨止めよ。

2003/03/02

チケットオプション取引

#ハンバーグ(これは今食べたいもので、以下とは無関係です)

 チケット11分で完売。轟沈。次回は先行予約にエントリーしますです、はい。昔は結構のんびり買えたのになあと思いつつ、オークション覗いたら、予約番号がいっぱいアップされてるしよーっ! 予約番号を売るのか。いいのか? 世間知らずでした。ダフ屋さんもコンペティ増えて大変だなあ。入札? しませんよ。アホらしい。

 落札、転売の繰り返しで、どこまで高くなるのかってのが、実態価格を探るってことになるのだろうな。すべての商品をオークションで決定すれば、それは、それは同じように見えてたものが、すごい価格差ってことになるんだろう。10円で観られる映画もあれば、10万円でも観られない映画もあるってことになると、なんだかすさまじい。

 先物公設市場が、農産物と工業用品とかだけじゃなくて、チケットも個別に扱えるってことになれば「上場決定。オークションのみ販売」ってことが、可能なわけだよなあ。でもザラバで、個別個別で取引されたら、あんまり意味ないので、オークションのみ販売ってのが肝だな。えっとどうすればいいんだ? 変形板寄せ方式で、売り建て玉は、販売元のみが建てて、買いは一般入札。価格が追っつけなくなったら、無傷で買い建て玉を手放せる方式だな。しかし、働いてるヒトが、ずっとモニタ見てる訳にはいかないので、最初からここまでなら買うっていう意志表示をしないといけないのか。そうすると、市況を見ながら判断できないしなあ。結構、まじめに考えると難しい。

 いや、難しくないや。販売席数には制限があるので、その制限と同じになるまで、板寄せすればいいんだ。市場は1時間とか2時間だけ開設して、その間参戦できるバイヤーのみが参戦する。それを満たせるインフラさえあればできるな。一般公開が原則で、代行業者は免許制、マージンは法制化。

 事前に値段が下値(原価)をくぐって値段がつかない(人気がない)と予測されるものを、上場対象からはずすという経験則だけが難しい。まあ、その場合は不成立ということで、一般売り出しのみに切り替えか?

 上場すれば、制作者はアングラでのロスがほぼなくなって収益をいっぱいいっぱいまで上げられるっていう仕掛け。

 しかし「貧乏人は芸術鑑賞しなくてもよいなんてシステムはけしからん」なんて相変わらずの文句は、あのカチンコチンの党派とか、優先的システムを守りたいあの団体とかが文句言ってくるのは間違いないしなあ。じゃあ最初からオペラみたいに、貧乏人は観るべからずの価格のものはどうすんだい? ってことか。

 まだまだ、なにか問題ありそうだけど、やろうと思えば技術的には、やれるなあ。インターネットは、とっくにその機能を持っちゃったわけだ。値段が上がった分の金が制作者に一切まわらないだけで。

 しかも、予約番号が商品になってるってことは、オプション市場も自然にできちゃってる。すごいことだ。

 だいたい今にしても、制作者が、インターネットオークションに、その何割かを次回価格決定資料として、または、収益拡大の手段としてエントリーするってことは考えられる。たぶん、すでにそうしてるところもあると思うし。

 

 と、ヨタ妄想しながら、仙川まで歩く。風が強いのが耳障り。まあ、どうでもいいから、追加公演お願いします。

2003/03/07

おけいはん

#ドーナツ(これは今食べたいもので、以下とは無関係です)

 集団改名事件発生。

 

 

 

 

 

 

 

 


(中央区淀屋橋より採取)

2003/03/08

ひったクリーンのクリンちゃん

#ほうれん草のソテー(これは今食べたいもので、以下とは無関係です)

 そこらじゅうがダジャレの洪水。ダジャレクリーンキャンペーンはいいの、クリンちゃん? って自己否定はできませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 


(中央区淀屋橋より採取)

2003/03/09

あやかり虎虎殿

#エビのマヨネーズ炒め(これは今食べたいもので、以下とは無関係です)

 3年連続優勝してもチャラ。なんたって、あれから18年なんだもんなあ。

 

 

 

 

 

 


(西宮市津門川町より採取)

2003/03/10

意図不明

#しおこぶ(これは今食べたいもので、以下とは無関係です)

 末しぼみ。元広がり。背番号42とか13とか。もしかして、店主のまゆ毛の形。しかも、店主が双子の兄弟?

 

 

 

 

 

 

 


(高槻市幸町より採取)

2003/03/11

証拠写真

#そうめん(これは今食べたいもので、以下とは無関係です)

 奈良公園で鹿にカツアゲされた。しかも、メスに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


(奈良市雑司町より採取)

2003/03/14

ここはインドの山奥

#イチゴ章姫(これは今食べたいもので、以下とは無関係です)

 天気が良いと体操している、ジイチャン二人組。

 駅に向かう途中の公園風景。体操といっても、体操なのかなあ? よくわからない。

 開脚で座りこんで、前屈。胸を地面に密着して、それはもう見事なヨガの行者状態。異様なのは、二人の密着度。向き合って顔が30センチくらい。アゴは地面にくっついてるから、にじり寄ってキスでもするんじゃないかと思った。

 そしたら、その状態で腕相撲を始めたね。なんだか、ますます異様度が増してますけど、ストレッチと筋トレを同時進行で大変お得な状態。

 これって、また「みのもんた」にやらされてます系、三日坊主健康アタックなのかなあ? いくら「みのもんた」でも、ここまで要求度の高いことは喧伝しないよな。

 ということで、中国雑伎団系インスパイアジジイと判断。

「インスパイアジジイの明日はどっちだ!」

 たぶん、コブラのポーズで首綱引き。コワイ、コワイ。

2003/03/15

世の中じゅんぐり転生

#キャラメルコーン(これは今食べたいもので、以下とは無関係です)

 もらいチケットで演劇鑑賞。ありがとう。

『オケピ!』パルコ・プロデュース公演。

 脚本・作詞・演出:三谷幸喜、作曲・編曲・音楽監督:服部隆之、キャスト:白井晃、天海祐希、戸田恵子、川平慈英、小日向文世、寺脇康文、小林隆、相島一之、温水洋一、小橋賢児、瀬戸カトリーヌ、岡田誠、布施明

 2000年6月初演の3年振りの再演。去年くらいに話題になったつもりでいたら、もう3年経っていたのだね。

 前作からキャストも脚本もごっそり変更。くらべてみたいけど、前作を鑑賞してないのでどこが変わったのかよくわからない。まあ、三谷脚本作品を見くらべるのは、あんまり意味のある作業ではないでしょう。いい意味で。いい意味?

 前作でコンダクター役だった真田広之さんの続演予定が、スケジュール都合で、にわかに白井晃さんに変更になったことが結構大きな話題になりましたね。『HR』で和久井さんが転校したのは、このためか?と、感心のある人は思ったはず。

 まあ、とにかくいろんな意味で豪華、豪華。キャストも豪華なら観客も豪華でした。日が良かったのかなあ? 客席には、ぱっと見渡しただけで、2000年版に出演した、伊原剛志さん、山本耕史さん。その他、佐藤慶さん、小野武彦さん、筒井道隆さんらの姿が見える。もう観客席だけで『ふたりっ子』『ひとつ屋根の下』『天城越え』『ほんまもん』『踊る大捜査線』『王様のレストラン』『あすなろ白書』ができてしまいます。そんなにはできませんね。『王様のレストラン』の番宣くらいならできます。よかった、よかった。

 この劇(ミュージカル)は、オケピ(オーケストラ・ピット)が二段重ねの構造舞台になっていて、オケピによるオケピのためのミュージカルというもの。これは、創作っていうより発見の世界。こんなアイデアを深夜なんかに思いついたら、クスクスしちゃうでしょ。たぶんしてる、絶対してる。ちょっとヒトにとられたら悔しい類のアイデアなのですね。まあ一般人が思いついても、なんにもならんのですけど。

 だから、これは純粋にアイデア勝負の劇といっていいでしょう。それが証拠に、まあよく言われがちな、縁の下の力持ちに光をあてるなんて、少しお説教くさいところもあるのかなあ? と予測していたのですが、そんなものはカケラもないです。

 

 知古のメンバーの中にトラ(エキストラ、代役)のパッカーション担当(小橋賢児)が現れる。まだ学生であるパーカッション担当は、音楽に対する理想に燃えているが、なれ合いで職場に生活を持ち込むメンバーに反感を抱く。演奏のインターバルでの痴話話や舞台(架空の上部)との葛藤。相容れない感じのパッカーション担当は、心地よいなれ合いの中で、しだいしだいに同化していく。

 なんてプロット書いても無意味なくらいに、ドタバタの連続で飽きさせない。しかも見事に後に何も残さないところは素晴らしい。晴れ晴れ、天晴れ。

 まあ、無理に三谷幸喜さんの無意識みたいなのが、このミュージカルに反映されてると勘ぐってみれば「自分賛歌」ってところなんでしょうか? 「中年の脚本家」を「舞台裏を支える古参のオケピ陣」に投影して、若輩が入ってきたら、いつの間にか「昔はボクもそうだったんだから」って言ってみたりしている自分がいる。「なんだかなあ」っていう感慨。「がんばれ自分!」ってとこですか。

 一部、ここは真田広之さんの当て書きが残っていて、白井晃さん用に書き換えがうまくできなかったのかなあ? ってところがありました。これは、たしかに真田広之さんがやれば大笑いなんだけど、白井晃さんのキャラじゃないよなってな部分。思い込みかも。

 しかし、天海祐希さんはカッコいい。身のこなしや、衣服のとりまわしみたいなものは、ちょっとスゴイよなあ。

 

 東京、青山劇場2003年3月11日〜4月20日。名古屋、愛知厚生年金会館2003年5月1日〜5月9日。大阪、フェスティバルホール2003年5月16日〜5月30日。