2003/06/04

オオタガキセイコ

#新茶のてんぷら(これは今食べたいもので、以下とは無関係です)

 電車で「大田垣晴子」を読んでたら、隣の20代後半か、30代前半の女のヒト2人連れに「晴子(セイコ)ちゃんだ、晴子ちゃんだ」とヒソヒソ言われた。嬉しいような、恥ずかしいような。一瞬ともだちになれたような、なれなかったような。

 まあ、向こうからすれば、オッサンが「大田垣晴子」読んでる姿が、珍しいってことだろう。女の本性取材されてるような気分で、少しキモチワルイって感情も入ってるかもしれない。

 こちらの感情から言えば「こういうヒトが近くにいたら嬉しいなあ」な気分で読んでるのでね。別にいいでしょ。

2003/06/13

放置バイク

#茄子の炒めもの(これは今食べたいもので、以下とは無関係です)

 深夜、目の前の公園に直結バイク発見。まあ、盗難されてイヤな思いしてるヒトが、いるかもしれないと思って通報。

 警察官さま、おひとりご案内。

 柳沢慎吾ような、トランシーバパフォーマンスの後、蚊を手で追いながら立ち話。

 バイクは、公園の中に置きっぱなしになっているのだけど、それは公園のフチから50cmほど入ったところ。つまり公道にオキッパされてるのではないってこと。

 となるとどうなるのか?

 盗難届も出てない。グッドドライバー登録(だっけな?)されてなくて連絡をすぐとれない。ってことになると、ただの公園への放置物ということになるらしい。この放置物を移動させるには、公園の管理者の許可がいるということらしい。この場合は杉並区。なんともややこしいですな。

 公道の駐車禁止地区ならば、苦情にて即刻撤去可能とのこと。

 私有地ってことになると、もっとややこしい。私有の駐車場に無断駐車された場合は、民事になっちゃうってことらしい。そりゃそうだな。そうなると、民事不介入の原則によって警察権力は、もちろん車両を撤去できないってこと。だから「無断駐車2万円申し受けます」なんてこと言うのはありってことだな。罰金はとられないけど、逆に請求するのは勝手。実際払うかどうかは、お話し合い。折り合いつかなければ民事裁判ってことなんだろう。

 ということで、ものすごく悪者の風景であるけども、休日前なんかに公園に駐車すれば、管理責任者の許可をとるまでの時間が結構かかるのでレッカー移動される可能性は低いってことですな。なんだか少し納得いかないけど。

 だから公園ってのは、車が簡単に入られないように、入口に棒やら鎖やらで過剰に防御しているのが多いってことでしょう。

2003/06/25

五季運動

#セロリスープ(これは今食べたいもので、以下とは無関係です)

 ジメジメムシムシ。

 日本には四季がある。なんていわれているのだけれど、一年を四つに分割するって発想は極めて人為的な行為。しかもそれは、日本人独自の発明ではなくて、おそらく中国あたりから輸入してちょっと無理して当てはめたのでしょう。  

 天文的には、夏至と冬至があって、春分、秋分があるのだから四分割するってのは、根拠のあること。だから世界中に四季はあるのだな。そういう意味では。

 しかし「日本には四季があるからいい」なんて、癒しのプチナショナリズム的な言葉の意味するところは、日本の四季ははっきりしてるぜ! 四季のウツロイがあるのでええですのお。ってこと。

 そうかなあ。それって常夏の国に失礼な傲慢な言い方かも。どうでもいいな。

 そいでもって、今は四季でいうと「夏」ってこと。ボクがこの季節だったら、そんな大ざっぱな言い分に怒りをおぼえて独立運動を起こすね。つまり、五季(ごき)にしちゃえって運動。

 海外に移住した経験がないので、日本は相対的に四季がハッキリしてるのだよっていう実感がない。どちらかというと、ウヤムヤな感じ。いつの間にか夏になったり冬になったりしてるって感じなんだけどなあ。

 いいかげんでウヤムヤでなければ「冷夏」とか「暖冬」って言葉は、いかにもその場しのぎの言い訳っぽい言葉は、生まれないでしょ。

「今年の夏は例外ですよ。例外。来年こそはググッっと暑くなってみせます。なんたって日本の四季はハッキリしてるんですもの! あたりまえじゃないですか」

 最近、ボーナス話がチラホラ。同時に、夏休みの予定なんぞの事情聴取解禁。もう、そんなこと決めなきゃいけないのか。

 今年の夏は帰るのか帰らないのかって聞かれてもねえ。考えてないよ、そんなこと。